雑学コラム

小橋 昭彦 2008年12月24日

 鳥の鳴き声が、周囲の環境によって違ってくるとは発見だった。ライデン大学のスラベッコーン博士が発表した論文によると、シジュウカラは、交通騒音のある都市部では、近隣の森に棲む同じ種と比べて、短く速く高い音程で鳴いていたとい […]

小橋 昭彦 2008年11月27日

 夜の会議を終えての帰り道、足元の影に気づいて見上げると、ひんやり満月が浮かんでいた。あの月にクレーターを作ったのは天体の衝突だが、現在並みの頻度になったのは約38億年前。ひっきりなしの誕生時からゆるやかに減ったわけでは […]

小橋 昭彦 2008年10月30日

 もう一年近く前に出会って、いつかコラムにしたいと思いつつ、書けないできたネタを読み返している。ひとつは心理学の、ひとつは神経科学の研究からの報告。  コロンビア大学ミズーリ校のローラ・キング博士らによる報告は、副題に「 […]

小橋 昭彦 2008年4月24日

 物性物理学の沢田功さんが「およそ数学」を薦める著書で、40人がいるクラスでも、高校生たちが占める体積は教室の0.8%にしかならないと書いていて、おもしろいなあと思った。満員電車ならそんなことはなかろうと、さっそく自分で […]

小橋 昭彦 2008年2月18日

 うっすらと雪化粧した朝、同郷の俳人、捨女の作とされる「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」を思い起こしつつ、子どもの手を引いて保育園バスの待合所まで歩く。着流しに下駄が普段着なのだが、板についていないのか、つま先で地面をけっ […]

小橋 昭彦 2007年9月12日

 自動販売機はいつからあるのでしょう。特許庁の『技術分野別特許マップ』に詳しくありました。それによると、紀元前215年、エジプトの神殿に「聖水」を販売するために設置されたのが始まりだとか。当時の人が現代の「聖水販売機」に […]

小橋 昭彦 2006年12月13日

 町の中心部に弥生時代の遺跡があって、住居の復元図が掲げられている。さらに時代を遡れば、あたり一帯は列島を南北に行きかうマンモスの通り道だったそうで、西に広がる沼地にマンモスを追い込んで狩っていたという。季節になると近く […]

小橋 昭彦 2006年10月20日

 クジラの年齢は耳垢で知ることができる。何年か前に書いたけれど、覚えていらっしゃるだろうか。暖かい海と寒い海を回遊するため、1年ごとに耳垢に明暗の成長層ができるのだ。樹木と同じく、動物にも夏と冬でこうした成長層ができ、年 […]

小橋 昭彦 2006年6月20日

別のところで、サッカー日本代表のジーコ・スタイルにからめて、自発性が組織に及ぼす影響について書いた。その中では詳しく書かなかったけれど、個々の自発的な動きが、違うレベルで見ればある秩序を示して有効にはたらく事象を念頭にお […]

小橋 昭彦 2006年4月30日

 手品に詳しくないぼくでも、フーディーニの名は知っている。脱出術で人気を得た、20世紀前半のマジシャン。その芸名のもとになったのが、近代マジックの父ロベールウーダンだ。彼らが活躍した19世紀から20世紀にかけては、近代マ […]

小橋 昭彦 2006年3月31日

子どもをつくるという表現の特徴に気づかされたのは柏木恵子氏の著書『子どもという価値』のおかげだった。何気なく使う表現だけれど、たとえばそれは「授かる」にくらべて、親の意思を前面に出している。計画出産することが多い現状を反 […]

小橋 昭彦 2006年3月1日

 次男が保育園で借りてきた『ワニくんのおおきなあし』を一緒に読む。並外れておおきな足を持ったワニくん。大きいから画びょうも踏んづけちゃうし、人ごみで踏まれちゃうし、車にまでひかれてしまう。でもねっていうお話。読み聞かせな […]