幸福になるための習慣について 小橋 昭彦 2012年5月5日 ハーバード・ビジネス・レビューの最新号の特集が『幸福の戦略』。気になる論文が豊富。 『幸福優位7つの法則』のショーン・エイカーによる「PQ ポジティブ思考の知能指数」は、幸福感を制御する能力(PQ)を高める方法について書 […]
ティラノサウルスもノミに悩まされていた? 小橋 昭彦 2012年5月2日 ティラノサウルスの生体にも羽毛があったのではというニュースが話題だけど、そのなかにいたかもしれない、体長2センチあるノミの話。 もっとも、このノミ、現在のノミの直系の先祖ではないらしい。原生のノミの期限は約6000万年前 […]
脊椎動物の脳の進化的起源 小橋 昭彦 2012年5月2日 どうしても脳を考えるために発達したと人間中心で考えてしまいがちなんだけど、起源はもっともっと原始的なところにあったかもしれないってことかな。 ギボシムシの前端部を指定する遺伝的プログラムが、脊椎動物のものと非常によく似て […]
Y染色体は消えない 小橋 昭彦 2012年4月30日 Y染色体が消えつつある、という説がある。2002年の論文「Human spermatozoa: The future of sex(Nature 415)」でAitkenらが出したもので、Y染色体の崩壊率を考えると100 […]
戦争生態学 小橋 昭彦 2012年1月23日 natureダイジェスト2011年11月号に、「戦争生態学」なる分野に触れた記事がある。 元となる記事は”Spoils of war”(Nature476,371(25 August 2011))だ。 Conflict […]
ヒトが自信過剰になるのも道理なのか? 小橋 昭彦 2012年1月20日 DiscoveMagazineで2011年トップストーリー100に選ばれた研究(Top 100 Stories of 2011 #42: The Too-Sure Thing)。 自信過剰というと、痛い目にあってしまう原 […]
蝶の擬態と「超遺伝子」 小橋 昭彦 2012年1月18日 蝶の擬態を「超遺伝子」が司っているという話。「Chromosomal rearrangements maintain a polymorphic supergene controlling butterfly mimic […]
アウストラロピテクスはどこから嫁入りしたか 小橋 昭彦 2012年1月13日 Nature2011年6月1日号に、アウストラロピテクスがどこから嫁入りしたかに関するレポートが掲載されている。オンライン版で読めるので、下記をどうぞ。 Female australopiths seek brave n […]
ハトにとって群れることはたいへん 小橋 昭彦 2012年1月11日 ハトは群れで飛ぶために、どれほどの代償を払っているのか。じっくり調べた研究結果が発表されている。 Natureの2011年6月23日号に掲載された”Flying in a flock comes at a cost in […]
意思決定プロセスの脆弱性 小橋 昭彦 2012年1月10日 基本的に人間の思考方法っていうのは、数万年という原始時代に構築されている。近現代の社会はせいぜいこのところ数百年から数千年だから、アップデートされるにはまだ短すぎる。 なので、今の社会での意思決定を求められた時、思考プロ […]
片方にだけ耳のある壁は作れる 小橋 昭彦 2011年5月12日 マジックミラーならぬマジックウォールとでも呼ばれるようになるんでしょうか、音波を一方向にだけ通すことができる壁を作ることが可能だということが理論上、確かめられました。 One-Way Sound Walls Proven […]
心の回復力のサイエンス 小橋 昭彦 2011年5月10日 日経サイエンス2011年6月号の特集は東日本大震災。なかに心理学方面から心の回復力を取り上げた記事(「立ち直る力のメカニズム」G.スティックス)がありました。回復力の英語はresilience。反発力というのが語義。 回 […]