子どもをつくるという表現の特徴に気づかされたのは柏木恵子氏の著書『子どもという価値』のおかげだった。何気なく使う表現だけれど、たとえばそれは「授かる」にくらべて、親の意思を前面に出している。計画出産することが多い現状を [...]
次男が保育園で借りてきた『ワニくんのおおきなあし』を一緒に読む。並外れておおきな足を持ったワニくん。大きいから画びょうも踏んづけちゃうし、人ごみで踏まれちゃうし、車にまでひかれてしまう。でもねっていうお話。読み聞かせな [...]
決して主流ではないけれど、まじめにとらえる向きも増えてきたというところか。生命あるいはその前駆となる有機分子が宇宙からやってきたという、パンスペルミア説。なかには、高度な文明を持った地球外生命が原始の海をたたえた地球を [...]
音楽心理学の入門書にあたっていて、おもしろい実験にであった。ヘッドフォンをかけて、右と左の耳から違った音列を聞いてもらう。たとえば右から「シ・レ・ラ・ファ」、左から「ド・シ・ミ・ソ」。すると被験者は、右から「シ・シ・ラ [...]
子どもの頃に見たウールマークのテレビCMが、今も心に残っている。1970年代のことだったろう。企業名と思っていたが、羊毛輸出業者による自主企画マークだと後年知った。もっとも成功したマークのひとつだと、最近マークについて [...]
街角でぶつかった拍子に、相手と自分の意識が入れかわったとしよう。あなたはどう感じるだろう。動かそうとして動く身体が「自分」だし、そのように考える脳に「私」がいる。でも、それは昨日までの「自分」でも「私」でもないと考える [...]
冬の星は圧倒的だ。出先から戻った夜、車から降りて空を見上げはあッと白い息を吐く。ましてやこの時期、早い時間には金星が輝き、おひつじ座に火星が座り、更けては土星がのぼる。ここにオリオンの三つ星やシリウス、すばるらがからむ [...]
関わりのある若手経営者塾がカップリング・パーティを企画している。農山漁村部の男性に出会いの機会を作る県の事業があり、その支援を受けつつである。会の進行計画に悩む様子を見つつ、米国でのある研究発表を思い出していた。出会い [...]
質量の起源と題した科学誌の記事を目にして、少しばかり驚いた。かつて重量と質量の違いについて学び、おもしろいと思った記憶はあるが、質量があることの理由を問うたことは、これまでない。 ゾウとアリには、大きな質量差がある。 [...]
地球に接近した赤い惑星を指差し、小学1年生の長男にあれが火星だと伝える。あの小さな光に向けて、人類はロケットを打ち上げた。宇宙船はかの地に降り立ち、走査。そのカメラを通じて、ぼくたちはすでに赤い大地を「見て」いる。部屋 [...]
前回「ご褒美を前提に食べさせても意味がない」と書いて、これっていわゆる認知的評価理論だと、あとになって気づいた。ある生理的反応に「嬉しい」とか「悲しい」というラベルをつけるのが感情だという理論。 これはけっこう便利な [...]
むかごが手に入ったので、さっそくご飯と一緒に炊いていただく。しゃきっとした口ごたえに食が進む。ただ、子どもはどうやら苦手らしく、つまんでは取り出している。 こんなとき、ご褒美を前提に食べさせても効果がないと、研究者ら [...]