小橋 昭彦

小橋 昭彦 2018年10月12日

退屈な10億年と呼ぶそうだ。およそ18億年前から8億年前に至るまでの地球のこと。 なぜかといえば、その間、地球にとって大きなイベントが起こらなかったから。 それに先立つ時代には、光合成をおこなうシアノバクテリアが登場して […]

小橋 昭彦 2018年10月5日

ぼくたち人類が孤独な種であることは以前に書いた。 少なくとも4万年前まで、ぼくたちホモ・サピエンスのそばにはネアンデルタールという種がいた。ホモ・サピエンスとネアンデルタールは、どのように共存していたのだろう。 この10 […]

小橋 昭彦 2018年9月27日

やさしさについて考えるとき、思い出す名セリフがある。 レイモンド・チャンドラーの小説『プレイバック』に出てくる「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」だ。 この言葉は、女性から「あなたのよ […]

小橋 昭彦 2018年9月20日

 京都大学霊長類研究所が、チンパンジーの利他行動を調べた実験がある。  二つの部屋にチンパンジーを入れる。一方には道具を置き、もう一方にはその道具を使わないと取れない所にジュースを置いた。  すると道具のある部屋のチンパ […]

小橋 昭彦 2018年9月8日

とかく人はうわさが好きだ。 人類学のダンバー教授が、パブなど公共の場に集まる人々の会話を調査したところ、すべての会話の65%は、実務的な話ではなく、誰かのうわさなど社会的な話題に費やされていたという。 文化人類学の小田亮 […]

小橋 昭彦 2018年9月6日

ぼくたちはこの身ひとつで生きているのでは無い。 たとえば腸内フローラこと腸にすむ細菌類は、ぼくたちの健康に欠かせない。その数、人体の細胞総数よりはるかに多く、重さにすれば1キロを超えるという。 寄生虫もまた、悪者とは限ら […]

小橋 昭彦 2018年9月3日

世界の先端サービスを毎日ひとつ紹介してきた「百式」が8月末で更新を終了した。同時期に情報発信を続けていた仲間として、本当にお疲れ様と言葉をかけたい。 この「今日の雑学」は長期休載を重ねつつも、終了とアナウンスはしていない […]

小橋 昭彦 2018年8月22日

 夏休みを利用して里帰りした長男が、大学の友人を泊めていた。自分も学生時代に同じことをしたと懐かしく思いつつ、培われていく友情について考えている。  カンザス大学のジェフリー・ホール教授がこの春に発表した論文によれば、親 […]

小橋 昭彦 2017年4月20日

(1)チョムスキーの普遍文法 言語の基礎はすべての子どもが生まれながらに持っている一連の規則であり、この規則から文法に合致した分が作り出される。   (2)用法に基づく学習 子どもたちは他人が何を考えているかを […]

小橋 昭彦 2017年2月25日

芽ではなく、正しく眼の話。植物に視覚があると言われると、野草や木々に囲まれて暮らしている身としては落ち着かない。ここ数年「ものを見る植物」という考え方が浮上してきているという(日経サイエンス2017年3月号)。 チリなど […]

小橋 昭彦 2014年5月31日

物理学の延長で、アニメのリアリティが増していく。 ある研究チームが一束の巻き毛の物理学を解きほぐし,結果をPhysical Review Letters誌に発表した。「自然な巻き毛の完全な3次元形状を記述したのはこれが初 […]

小橋 昭彦 2014年5月31日

ダマジカには、雄ジカが集まって、互いに縄張りを主張して雌を奪い合う「レック」と呼ばれる場所がある。 最近の研究で、そこで雄は、他の雄の鳴き声から疲労度を判断しているということが分かったという。 Rest of the d […]