信者獲得 小橋 昭彦 2001年12月7日 浄土宗総合研究所が布教支援システムを開発したと新聞にあった。全国約3300の市区町村が対象で、住民数や増加率、25年後の予測人口、寺院数などをもとに、それぞれの地域での布教の「有望度」を点数化する仕組み。 よく知られて […]
力石 小橋 昭彦 2001年12月6日 いまでいえば重量挙げだろうか。オリンピック種目としてウェイトリフティングが登場したのは1896年の近代オリンピックの第1回アテネ大会以降だが、神に供物を捧げるという意味もあって、古代から力自慢は行われていた。階級により […]
虫の居どころ 小橋 昭彦 2001年12月5日 虫めづる姫君という『堤中納言物語』所収の話。蝶よりも毛虫が好きで、かたつむりを集めたり童(わらわ)に虫にちなむ名前をつけたり。読んだことはなくても、虫愛ずるというフレーズを覚えている人は多いかもしれない。日本人は、虫を […]
ブリを食す 小橋 昭彦 2001年12月4日 居酒屋のメニューにハマチと書かれたあとにカッコしてカンパチとあり、あれ、同じ魚だっけ、とその場で一同混乱する。出世魚は名前が覚えられなくっていけない。関西ではワカナからハマチ、メジロ、ブリと成長するのが一般的呼称。関東 […]
眠り 小橋 昭彦 2001年12月3日 厚生労働省の「保健福祉動向調査」によると、日本人の睡眠時間は6時間台の人と7時間台の人がそれぞれ約3割となっており、8時間台が約2割で続いている。アインシュタインは10時間眠っていたといわれる一方、エジソンは3、4時間 […]
自然のいたずら 小橋 昭彦 2001年11月27日 星の並びに神々の姿を見たり、火星に運河を見たり、ときには鯉の模様に人の顔を見たり。人は自然に作られたパターンに意味を見出しがちなもの。 たいていは勘違いで終わってしまうのだけれど、案外、そのうちいくつかはほんとうにそう […]
いけばな 小橋 昭彦 2001年11月26日 秋も深まった一日、京都六角堂に遊ぶ。裏手の池に白鳥が泳いでいて、子どもが飽きず眺めている。そばの案内板を読んでいると、そこはいけばな発祥の地、つまり池坊。代々寺の経営管理にあたっていたのが池坊だったのだ。名前は池のかた […]
壁画 小橋 昭彦 2001年11月22日 ポンペイ遺跡の浴場跡から発掘されながらお蔵入りしていた壁画が公開されることになったと新聞にあった。ローマ時代円熟期の作品群。これまで非公開だったのは、絵が過激だったから。つまり春画だったわけ。 ポンペイは訪れたことが無 […]
JOCKEY 小橋 昭彦 2001年11月21日 子どものオムツがはずれて以来、ブリーフを買い与えている。子ども向けといっても色とりどりのものが揃っており、白いだけの下着が逆になんだか懐かしく感じられたり。それでふと、ぼく自身が中学に上がるときだったか、時期は忘れたが […]
加える、加えない 小橋 昭彦 2001年11月20日 子どもが通う児童館の誕生パーティにきんとんを作っていくことになり、生協にくちなしを買いにいく。黄色をつけるのに欠かせない。ということはくちなしも食品添加物かと思い、調べてみると確かにクチナシ色素として厚生労働省の添加物 […]
うそ 小橋 昭彦 2001年11月18日 法政大学の原田悦子教授らのグループが行ったユニークな実験が新聞に紹介されていた。「中学生が学校のガラスをボールで割る」などのビデオを見せ、起きたことを証言してもらう実験だ。ただし「禁止されているボール遊びをしていた」な […]
声援のちから 小橋 昭彦 2001年11月16日 昨日、来春からの田舎へのUターンとまちづくり活動の案内をさせていただいたところ、ほんとうに多くの方から励ましのメールをいただいた。返事は書ききれないけれど、ほんとに、ほんとに感謝しています。 人間にとって、励ましの意味 […]