幸福度が高いと自殺率が高くなる 小橋 昭彦 2011年4月27日 国際比較で、幸福度が高い国で自殺率が高い傾向が知られていたけれど、米国の洲の間で比較しても同様の結果が出たという報告が出ている。幸福なハワイは自殺率が高く、それほど幸福でないニューヨークは自殺率が低い。
昨夜の夕食を思い出せるか? 小橋 昭彦 2011年4月26日 ライフログというのは、ある種のバズワードかな。最近はあまり聞かなくなったけど。一方で、医学上、ある被験者の全環境曝露調査が課題になっているという。この調査を「エクスポゾーム(exposome)」というそうで。 今の日本で […]
ヒトは失うことで進化してきた 小橋 昭彦 2011年4月26日 チンパンジーとヒトのDNAは96%が同じことは知られている。ではヒトはチンパンジーと比べて何を得てきたのかと考えるのが普通だけど、あえて「失ったもの」を探した研究で、新しい発見がなされた。
利き手の側が「正しい」 小橋 昭彦 2011年4月21日 ぼくたちには、いいことは上の方にあって下の方にはあまり好ましくないことがあるように感じるなど、方向感覚と価値観をリンクして考える癖がある。そこで、左利き、右利きの人の価値観が実際の空間の左右認識とつながっているかを調べた […]
言語もまた出アフリカ? 小橋 昭彦 2011年4月20日 世界の人類はすべてアフリカに起源を持つという「出アフリカ」説。オークランド大学の学者が、世界中の言語も、アフリカにひとつの起源を持つという仮説を発表しました。
再起力を支える三つの能力 小橋 昭彦 2011年4月12日 困難な状況の中で、それでも立ち上がる人たちが備えている三つの能力について。 現実を直視する能力 楽観主義者だと失望を繰り返すばかりになってしまう。現実を受け止め、向き合う強さ。 現在の状況に意味を見出す能力 困難な状況下 […]
線虫の脳をレーザー光で操作 小橋 昭彦 2011年4月7日 線虫のニューロンにレーザー光をあてて、線虫を動かしたり、止めたり、産卵を促したりするソフトウェアを開発。特定の細胞に光感受性を持たせる「オプトジェネティクス」を利用。 長さ1mmという、線虫は、生物学のなかでもっとも詳し […]
北米の大型哺乳類を滅ぼしたのはバイソン 小橋 昭彦 2011年4月6日 北米の大型哺乳動物の大半は1万1000年前に絶滅した。それは、22万年前に北米にやってきたバイソンが、更新世(約180万年前から1万年前まで)後半の食物と水が乏しかった時代に、有利に生き延びたからではないかと、サンバーデ […]
光の閉じ込めと脱出 小橋 昭彦 2011年4月6日 光を波長より小さな孔に照射すると、孔の周囲にまとわりついてとどまり、外に出て行かない(近接場光)。 しかしたとえば直径100nmの孔に波長400~1000nmの光をあてて近接場光にしたあと、孔の前30nm以内に孔より大き […]
セックスと暴力はリンクしている 小橋 昭彦 2011年3月30日 マウスの視床下部奥深くにあるニューロン群は、相手と戦うか、交尾するかの判断に関わっている。攻撃と交尾に関わるニューロン群は重なって分布している。ただ、攻撃に関与するニューロン群は、交尾中は抑制されている。 これらふたつの […]