小橋 昭彦 2004年9月30日

進化 : 血のつながりは運命しだい D L T Rohdeたちが今回報告したところによれば実際はそうではないらしい。彼らが地理的に現実味をもたせたシミュレーションをしたところ、わずか2,000?3,000年前に生きていた […]

小橋 昭彦 2004年9月30日

 稲刈りの終わった田にスズメがいる。はじめのスズメが仲間を呼んだのか、群れはいつしか増えている。思いやりの基本のようだけれど、行動生態学者マーク・エルガーによると、もう少し複雑なようだ。というのも、彼らが仲間を呼ぶ理由は […]

小橋 昭彦 2004年9月23日

 真空が負のエネルギーを帯びた電子で埋まっているというディラックの考え方は、物理学者にとってはなじみにくいという。それよりはむしろ、陽電子は過去に向かって進んでいる電子と見なせるというファインマンの論の方が受けがいいと。 […]

小橋 昭彦 2004年9月16日

 ずっと気になっていながら、どう書けばいいか見えなかったテーマが、今回書こうとしている「無い」だ。学生時代に陽電子は「無い」の別表現と知って以来だから、ずいぶん長い話になる。 物理学者のディラックは、真空は何も無い状態で […]

小橋 昭彦 2004年9月9日

 グローバルディミング、日本語で地球暗黒化と名づけられている。スイスで気候を研究する大村纂(あつむ)教授が1980年代に報告した当時は、誰も気にとめなかった。その後観測結果が積み重ねられ、本当らしいとなった。ここ数十年、 […]