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ちょっと知的な雑学&トリビア

ヒトが長寿になったわけ

2014年5月11日 【雑学なメモ

NHKスペシャルに『病の起源』というのがあったけれど、これは現代の動脈硬化の起源を示すもの。

人類が長寿になった原因は、近代化に伴う衛生要因の向上だけではなく、もっと古代から獲得していたという研究。

具体的には、APOE  e4という遺伝子に関連している。この遺伝子を持ったことで、人類は、熱感、発赤、腫張という自然免疫系の炎症反応を生じるようになった。簡単に言えば、損傷組織に温かい血液が急激に流れ出し、血管の透過性が増して血管内から細胞と血漿が流れ出すことで、感染の拡大を防ぐ。

それだけじゃなく、脂肪を効率的に蓄積する、腸での脂質の吸収が高まるなどの利益もあり、生き残れる確率が高まったのだろうと。

ただ、その結果、年老いてから、アテローム性動脈硬化症をおこすようにもなった。心臓発作や脳卒中は、生活習慣の問題だけではないらしい。

長寿化の傾向はずっと昔に始まっており,太古の環境中に存在した病原体と闘うために強力な免疫機構を進化させたことが長寿につながったという見方だ。例えば人類の祖先が肉を多く食べるようになると,それに付随する病原体に対する防御機構が進化したという。

引用元: ヒトが長寿になったわけ | 日経サイエンス.




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音を届ける方向を絞る技術は実用化されているけど、なるほど、マジックミラーの音版は案外難しいのか?

ここに「時間反転対称性」がからんでくるのがおもしろい。
テキサス大学オースティン校の電気工学者アル(Andrea Alù)らは1月,一方通行の音伝達を実現できそうな装置に関する研究結果を発表した。「音響サーキュレーター」というこの装置は電気通信やレーダーに使われているアイソレーターに似ている。アイソレーターはマイクロ波や電波の流れを一方向に制限するもので,磁場を印加した物質に電磁波を通す。磁気的に変化した物質を通ることで,電磁波の時間反転対称性が破れるのだ。

引用元: 一方通行の音〜日経サイエンス2014年6月号より | 日経サイエンス.

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放射性同位体を用いる年代測定の方法。ときどき混乱するので、メモ。

たとえば、サマリウム147がネオジム143に崩壊することを用いるとする。同じ岩石中にネオジム144という安定な同位体がある。これらをもとにする。

試料はそれぞれから複数採取する。古い年代の試料AとB、新しい年代の資料A´とB´を採取したとする。

試料A及びA´には、安定的な144が10含まれていて、試料B及びB´には20含まれていたとする。
サマリウム147はいずれの4種の資料とも、初期に5含まれていたとする。
古い試料A及びBでは、147は1に減っていて、143が4になっている。
新しい試料A´及びB´では、147はまだ4あり、143が1となっている。

新旧それぞれの資料における、144に対する147及び143の含有比率を調べる。

Aは147が1/20、143が4/20、Bは147が1/10、143が4/10
A´は147が4/20、143が1/10、B´は147が4/20、143が1/10

A-B、A´-B´をそれぞれグラフに落としてみる。すると、A-Bの方が、グラフの傾きは急になる。

つまり、グラフの傾きが急なほど、古い試料ということになる。

 

 

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