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ちょっと知的な雑学&トリビア

光の閉じ込めと脱出

2011年4月06日 【雑学なメモ
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光を波長より小さな孔に照射すると、孔の周囲にまとわりついてとどまり、外に出て行かない(近接場光)。

しかしたとえば直径100nmの孔に波長400~1000nmの光をあてて近接場光にしたあと、孔の前30nm以内に孔より大きな、直径150nmの円盤を置くと、とどまっていた光が外に出てくる。

これは、円盤表面にある自由電子が光を吸収して、擬似粒子「プラズモン」が生じ、その寿命が短いため、短時間で同じ振動数の光を放出し、元の状態に戻るため。光の放出は円盤の前後どちらにも出る。つまり、半分は孔の外に出て行く。ということで、孔から円盤を透過して光が放出されることになる。(NanoLetters1/31)

(日経サイエンス2011年5月号p16「穴をふさぐと光が通る」)

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マウスの視床下部奥深くにあるニューロン群は、相手と戦うか、交尾するかの判断に関わっている。攻撃と交尾に関わるニューロン群は重なって分布している。ただ、攻撃に関与するニューロン群は、交尾中は抑制されている。

これらふたつのニューロン群は互いに競合しているかもしれない。自分の領域内に他のネズミが入ってくるという同じ状況に対して、それが雄なら戦うし雌なら交尾する。こうした対処法が脳に組み込まれている。

ヒトにもあてはまるかも知れない。その場合、一部の性暴力犯罪者では、ふたつの領域の競合関係が崩れ、暴力とセックスの信号伝達が適切に分離していない可能性も考えられる。
(ネイチャーダイジェスト2011年4月「セックスと暴力は脳内でリンク」)

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北米の大型哺乳動物の大半は1万1000年前に絶滅した。それは、22万年前に北米にやってきたバイソンが、更新世(約180万年前から1万年前まで)後半の食物と水が乏しかった時代に、有利に生き延びたからではないかと、サンバーディーノ郡立博物館のEric Scot。
(日経サイエンス2011年5月p21「バイソンが滅ぼした大型動物」)
 

先日、東京の科学博物館で、恐竜時代の後に登場した大型の哺乳動物に驚かされた。なぜ、それらが絶滅したのか。言い換えれば、なぜ恐竜は大型化の道を究めたが、哺乳動物はそうならなかったのか。

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