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ちょっと知的な雑学&トリビア

脊椎動物の脳の進化的起源

2012年5月02日 【雑学なメモ

どうしても脳を考えるために発達したと人間中心で考えてしまいがちなんだけど、起源はもっともっと原始的なところにあったかもしれないってことかな。

ギボシムシの前端部を指定する遺伝的プログラムが、脊椎動物のものと非常によく似ていることが示された。半索動物であるギボシムシは系統分類的に脊椎動物とかなり離れており、むしろヒトデなどの棘皮動物に近縁である。この結果は、脊椎動物の脳を指定する遺伝的プログラムが、動物体前端部の発生のためにより汎用化した一連の指令群として始まったことを意味している。

引用元: Nature Highlights: 脊椎動物の脳の進化的起源.




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Y染色体が消えつつある、という説がある。2002年の論文「Human spermatozoa: The future of sex(Nature 415)」でAitkenらが出したもので、Y染色体の崩壊率を考えると1000万年後に消失するのではという説(もちろん、そのときには性別決定遺伝子は別のところに出現しているはず)。

しかし、ヒトとアカゲザル(約2500万年前に分岐)のY染色体を比較し、両者のY染色体がほぼ同じだったことから、今後も消滅しないであろうという見方がこのほど発表された。

Men can breathe a sigh of relief — their sex-determining chromosomes aren’t going anywhere. A study of human and rhesus monkey Y chromosomes questions the notion that the Y is steadily shedding genes and is doomed to degenerate.

引用元: The human Y chromosome is here to stay : Nature News [...]

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ティラノサウルスの生体にも羽毛があったのではというニュースが話題だけど、そのなかにいたかもしれない、体長2センチあるノミの話。

もっとも、このノミ、現在のノミの直系の先祖ではないらしい。原生のノミの期限は約6000万年前という。
これらの化石昆虫は跳躍するための脚を持たず、シリアゲムシの祖先の形質を複数備えている。また体が大きく、体長が2 cmを超えるものもある。このような巨大なノミ類は、羽毛を持つ恐竜の外皮を利用するように進化したのかもしれない。

引用元: Nature Highlights: 恐竜もノミに悩まされていた?
 
Source: natureasia.com via Akihiko on Pinterest

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