将棋にもさまざまある。世界に目を向ければ、三大将棋としてあげられるのが日本の将棋と中国の象棋、西洋のチェス。駒に文字が書かれた将棋や象棋、形で見分けるチェス。升目の中に駒を置く将棋やチェス、線上を動かす象棋。形は違うけれど、ルーツは同じ、古代インドにあるとされる。発祥は紀元前3世紀ごろのこと、当初はサイコロで駒の動きを決めていたらしい。
日本に限っても、将棋は現在一般に知られている縦横9升40枚の駒で遊ばれるものばかりではない。日本に将棋が伝来したのは平安時代のことと考えられているけれど、それ以降の歴史を見ても、より大きな盤を用いるものが各種ある。縦横12升92枚で遊ぶ中将棋、縦横15升192枚で遊ぶ大将棋、縦横17升192枚の大大将棋。まだある。縦横19升192枚の摩訶大大将棋、縦横25升354枚の泰将棋。さらにもうひとつ、世界の将棋盤の中でも最多の駒数を持つのが大局将棋(朝日1月13日)。ここまでくると升目は36×36、駒数は208種類804枚。駒を並べるだけでも数時間かかってしまう。
よく言われるように、とった駒がつかえるのは日本将棋だけだが、このルールができたのが室町時代。戦国の世だ。戦に負けても大将が降参すれば部下たちは敵方の兵力として活躍する。ゲームにもそれが反映されたとされる。
敵が味方になり、その力のおかげで展望が開ける。まさに大局的な視野を持ってこそわたっていける世の中。さて、現代の「競争社会」に大局観はあるか。
将棋のページは多いです。とりあえず参考にさせていただいたのが、次のようなサイトです。「A History Of Shogi」「日本将棋連盟」「将棋の歴史」「大局将棋」「将棋とチェス」「日本中将棋連盟」「将棋の歴史」「日本人と将棋」「象棋の部屋」。
今日の没ネタ。電気便座、最大で月550円の電気代、省エネ特定機器に(朝日1月13日)。絶滅危機の野牛のクローン誕生、マンモス復活にも応用可能(朝日1月13日)?
「雑学の本」買いました もう店頭に並んでいるころだと思い本屋に立ち寄ったところ前面の良く見えるところに
数冊が平面に目立つように並べられていました
アッタ・・何だか嬉しかったですよ・・いつもマガジンをいただきインターネットで繋がっているからですね。
(関西の方なのでご存知かと思いますが大阪
京橋駅京阪モール内紀伊国屋書店です)
初めまして。いつも楽しく読ませていただいております。
将棋に関して、余談ですが、最近将棋のプロの対局(いわゆるタイトル戦だけですが)が結構インターネット上で速報されるようになりました。
中には実際に手順を動かせるものもあり、将棋ファンにはたまらないサイトとなっています。
ちなみに昨日は南日本新聞で「棋王戦」というタイトル戦が中継されていました。仕事が手につかない・・・。
そうそう、棋譜をネット上で動かせるのはいいですね。ぼくも下調べ中、つい「日本最古」という棋譜の動きに見とれていました。