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離陸OKだった始祖鳥の脳

2004年8月09日 【雑学なメモ
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離陸OKだった始祖鳥の脳
始祖鳥は視覚がよく発達しており(視覚に関係する脳領域が大きいことから判定できる)、それに加えて空間知覚もかなり発達していることから、現生鳥類に非常に近いことがわかった。こうした結果を踏まえてMilnerたちは、始祖鳥が完全な飛翔能力を備えていたものと結論づけている。

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 個体数が増えすぎたレミングは、集団で海に飛び込んで自殺する。広く信じられている都市伝説だ。ルーツは、ディズニーが1958年に公開した記録映画『白い荒野』だとみられている。この映画に、集団で北洋に飛び込むレミングの群れがとらえられている。 以来、レミングの集団自殺は生物学者を悩ますことになる。進化の視点からは、いくら集団にとって有利でも、個体にとって不利な性質が伝わることは考えにくい。そこで、餌場を求めて集団移動する途中で事故にあっているという仮説、雌をめぐる争いに敗れた雄が、他の可能性を求めてなわばりを離れるという仮説などが出されてきた。 カナダ放送のプロデューサーが1983年に発表した調査では、映画そのものがヤラセであったと指摘されている。映画の撮影地はレミングの繁殖地ではない。そこで撮影隊はイヌイットの子からレミングを購入し、それらを驚かすなどして海に追い込んだ映像をたくみに編集したのだと。 レミングが一定周期で大量発生と激減を繰り返しているのは事実だ。15年余りの現地調査をした研究者らによると、レミングが増えると天敵のオコジョなども増える、その結果捕食されて減少する。すると今度は天敵が飢えて減りレミングは増加する。シンプルな弱肉強食の世界だ。科学的にはレミング論争に終止符を打ちそうなこの研究発表も、都市伝説を終わらせられるかどうか。そもそもなぜレミング伝説はこうも広まったのだろう。 ジェイムズ・サーバーに「レミングとの対話」という掌編がある。終盤、科学者がレミングに問う。「どうしてきみたちはみんなして海に飛び込むんだ」。レミングは答える。「どうして人間はそうしないんだ」。そう、ぼくたちはレミングの都市伝説を聞くとき、無意識にこの反問を聞いている。それは科学的真実より重く、だからこそぼくたちは都市伝説を語り伝えるのだろう。その反問が有効な限り、おそらくはこれからも。

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