2000年における日本の喫煙者率は男性が53.5%、女性が13.7%となっている。男性は微減、女性は横ばいというのがこのところの傾向。人口にすると、およそ3313万人が喫煙していることになる。
たばこの販売数量は年間3245億本。微増微減しながらも、ほぼ横ばいで、うち、外国産のシェアが伸びているのが特徴。2000年はついに4本に1本が外国産になった。販売本数を喫煙人口で割ると、ひとりあたり1日およそ27本を吸っている計算になる。そんなものなのだろうか。
このところの特徴は若年層や若い女性の喫煙率が上がっていることなのだけれど、高校3年生では、毎日吸っているという回答が男性で4人に1人、女性でも7.1%あるという。世界銀行の推計では、毎日世界で10万人弱の若者が喫煙を開始しているとか。
たばこが関連する死亡者数は、WHOの推計によると、年間世界で300万人強、日本では10万人弱とされている。さいきんは禁煙に取り組む人も増えてきたようだけれど、なかにはいったん止めたもののまた吸い始め、意志が弱いから、と嘆いている人もあるかもしれない。
ただ、米テキサス大学がん研究所のポール・シンシリピニ博士らの研究によると、脳内の神経伝達物質ドーパミンを受け入れるDRD2という遺伝子のうち、両親からそろってA2という型を授かった人は禁煙に成功しやすかったのに対し、どちらかからでもA1という型を受け継いだ人は、ふたたび吸い始める傾向が見られたとか。
禁煙失敗も遺伝子が関係している可能性があるわけで、さてこの結果に、おれの意志がが弱いんじゃなく遺伝子のせいだ、とほっとするか、おれも遺伝子に支配されているとちょっと悲しい気持ちになるか、あなたは。
禁煙関連情報については、「禁煙マラソンホームページ」「たばこと健康」「禁煙指導研究会」「喫煙と健康問題に関する実態調査」などを、たばこについては「JT」もご参照ください。
以前専売にいたという方にお聞きしました。海外では合法のドラッグの中には煙草より遥かに習慣性の低いものもあうそうです。つまり煙草は常用性=中毒になり易いので税収確保の為には最適とか。
昨日の夕方思い立って、タバコを止めた。
このところ体調が悪いので2日前から酒を止めていたが、酒だけでは回復せず、清水の舞台から飛び降りる覚悟での禁煙。
今朝、不思議と体調がよくなり元気に出社。コーヒーを飲みながら「やっぱ健康はいいなぁ」としみじみしてたら、いつのまにか一服していた。わずか14時間。
私はアレルギー持ちです。
煙モノは鼻水ズルズル、目はクシャクシャ・・・
いわゆる「花粉症状態」になります。
だから、飲食店や駅でタバコを吸う人の
近くに居合わせるとモウ大変。
タバコはにおいがイヤとか、健康に悪いという
理由で「嫌煙」がよく言われますが、
好き嫌い以前の、アレルギー持ちもいることを
愛煙家だけでなくお店など公共施設に携わる人は
ぜひ知って欲しいです。
ついでに、タバコだけでなく、焚き火も同様。
落ち葉を庭で燃やさないでください。
ダイオキシンよりつらいです。
ちなみに、こんなことがありました。
3キロ離れた火事の煙で目が覚めた経験もあります。
もちろん火事があったことは家族も近所も誰も知らず、
後で新聞で確認して納得しました。