ざつがく・どっと・こむ
ちょっと知的な雑学&トリビア

悲しみや苦しみも自分のため

2007年12月21日 【雑学なメモ
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Whatever happened to “what might have been”? Regret, happiness, and maturity.
Although lost opportunities and mistaken expectations are unpleasant to think and talk about, these experiences may have a role to play in personality development.
悲しみや、辛いことも、自分の心の成長に役立っている。過ぎたことを思い悩むことなく、前に向かおう。

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Humanoid robot finds learning child’s play – tech – 20 December 2007 – New Scientist Tech
Sylvain Calinon and his colleagues at the Swiss Federal Institute of Technology in Lausanne think so. They have created software that allows them to teach a humanoid robot new tasks – such as how to move chess pieces – simply […]

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 換喩といえばいいだろうか。「光るウサギ」「火星人のおなら」「叫ぶ冷蔵庫」いずれも、本書の中に収められた一篇だ。
 それぞれの話は、まじめな学術論文に基づいている。でも、「イグ・ノーベル賞」にとりあげられる研究のように、まじめな研究はときにとてつもなくユーモラス。
 そんな研究をとりあげて、紹介しているのが本書だ。「サイエンスな雑学」というときに、もっともふさわしい本の一冊じゃないかな。「ざつがく・どっと・こむ」にぴったりの本かもしれないね。
 副題のひとつにある、火星人のおならというのは、メタンガスの検出器を積んだ火星探査機の話だ。メタンガスを検出できるから、火星人がおならしたら検出することができる。で、著者はこんなツッコミを入れる。
 火星人がおならをしない生物だったらどうするんだ?
 答えはこうだ。
 そんな生物とは知り合いたくない。
 ちょっとおおげさに翻案したが、主意は逸らしていない。
 消化という代謝はぼくたちが生きていることのあかしであり、だからおならも出る。そんな代謝のしくみからして違う生命から何を学べるのか、と。
 これでおよそ本書のトーンが提示できた気がする。フランス風のエスプリとウィットをまぜて、科学研究を紹介する。
 日本の研究者も登場する。先ほどのイグ・ノーベル賞を受賞した研究だ。ハトにモネとピカソの絵を見分けさせた研究。タイトルは「美術鑑定士ハト」。
 そうだね、だからこの本の副題は、「美術鑑定士ハト、ニワトリの歯、しゃっくりのなぞ」でも良かったわけだ。
 あるいは「左利きは短命、ブラジャーの科学、串刺し事件」でも良かった。
 本書には全部で54のコラムが収められている。その中でなぜ冒頭の3つをとりあげたのだろう。
 たぶんこれら3つが、もっとも「ありえない」からだ。
 ウサギが光ったり、火星人のおならをかいだり、冷蔵庫が叫んだりすることなんてありえない。
 そのありえないことと、科学がつながっている不思議。
 本来科学ってそういうものだったかもしれない。「ありえない」ことを「ありえる」ところに引き寄せるのが科学。月へ出かけたり、時間が伸びたり縮んだり、ジャガイモとトマトが結婚したり。
 そもそも科学ってそういうものなんだ。
 「科学研究×ありえない」
 本書では、この「×」の部分を、ネタとして取り上げ、遊んでいる。そう気づいて、ぼくはようやく落ち着いた。
 実のところ、「ざつがく・どっと・こむ」はこの書籍と同じことをやっているんじゃないかという気がして、どうも落ち着かなかったのだ。
 でも、なんだかわかった。
 「ざつがく・どっと・こむ」は、ネタを遊ぶことには興味ないんだ。やりたいのは、「×」の部分の本質を掘り起こすこと。
 だから。
 ちょっと学術系の雑学ネタから出発して、視野を広げたいときには、「ざつがく・どっと・こむ」を覗いいただければうれしい。
 そうではなく、それをとことん遊びたい方、本書をお薦めする。

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