ざつがく・どっと・こむ
ちょっと知的な雑学&トリビア

悩み多き人はクリエイティブ

2006年10月17日 【雑学なメモ

People who experience emotional ambivalence — simultaneously feeling positive and negative emotions — are more creative than those who feel just happy or sad, or lack emotion at all, according to a new study.

単に悲しい、嬉しいと感情豊かな人よりも、ものごとのさまざまな側面を見ることができているからってことですね。


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今回は新しい企画のご紹介です。(今月からはコラムの更新も月1回程度のペースで再開しますので、ご了承ください。)
さて、iPodってご存知でしょうか。音楽や動画を持ち歩ける携帯型プレイヤーですね。ネットからのダウンロードもできます。
このほど、これに対応した動画の配信を始めました。友人の経営者らと共同で行っているプロジェクトですが、ぼくも書斎の様子などを「書斎の七つ道具」シリーズとして配信していますので、ぜひご覧いただければと思います。
●草莽塾:七人の仕事人
http://somojuku.com/
草莽塾は「そうもうじゅく」とよみます。吉田松陰の言葉にちなみますが、兵庫県丹波市に本拠を置く、スーパーやコンビニ、植木やバーや石材など、さまざまな業種に関わる経営者たちと、自己研鑽のために立ち上げている団体です。
田舎っていう在野からも、志高く明日を拓いていこうと、そういう気持ちを込めています。このサイトでは、メンバーが、経営の舞台裏を1分程度の動画(ポッドキャスティング)でご紹介しています。
サイトでも動画をご覧いただけますが、iTunesなどの管理ソフトに草莽塾サイトのタイトル下にある、青いRSSアイコンを登録していただければ、更新のたびに自動的にダウンロードされて便利です。携帯プレイヤーに入れて、通勤の途上などに観てもらっても楽しいのではないでしょうか。
「七人の仕事人」では、これからも月1回程度、その月のお題(テーマ)にそって、各自が新しい動画を公開していきます。どうぞお楽しみに。

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 クジラの年齢は耳垢で知ることができる。何年か前に書いたけれど、覚えていらっしゃるだろうか。暖かい海と寒い海を回遊するため、1年ごとに耳垢に明暗の成長層ができるのだ。樹木と同じく、動物にも夏と冬でこうした成長層ができ、年齢推定に利用されている。ウシなら角、アワビなら貝殻、クマなら歯、魚ならうろこや耳石。
 では、組織の年齢はどうすればわかるだろう。たとえばあなたの腕は何歳か。腸は。脳は。動物実験なら細胞に標識をつけて追跡するそうだが、有害なので人間には利用できない。でも、ひとつ方法がある。北朝鮮が核実験を行ったというニュースを耳にして、そんな話を思い出し、自分の身体を(その細胞を)じっと見つめた。
 おおむね25歳以上の人なら、たいてい細胞の中に炭素14が含まれている。放射性といって、一定の速度で自然に分解する特性があるため、遺物の年代測定などで利用されている物質だ。それがぼくたちに含まれている理由が、核実験なのだ。広島で第1回原水爆禁止大会が開かれた1955年当時、大気圏内での核実験が盛んに行われていた。大量の炭素14が放出されて地球全体に拡散し、植物に取り込まれ、その植物を動物が食べ、そうした動植物を人間が食べる。こうして人間の細胞に炭素14が取り込まれた。
 人体組織各部の炭素14を分析し、大気中の炭素14と比較する。すると、組織の年齢が分かる。たとえば30代半ばの人でも、その腸や骨格筋の細胞は10代半ばと若い。ただ、脳の皮質部は生まれたときに形成されたまま変わらなかったという。
 この手法で年齢を求められるのは、おおむね1980年代までに生まれた人。それ以降の世代で細胞内の炭素14が減っているのは、もちろん喜ぶべきこと。細胞年齢は測りづらくなっても、ずっとそうあってほしいと、もう若いといえない「脳年齢」の頭で、強く願っている。

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