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ちょっと知的な雑学&トリビア

循環式エレベーター

2006年3月03日 【雑学なメモ
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循環式のエレベーター
本技術は、通常のエレベーター2基分の昇降路内で多数の乗りかごを循環させて運行する新しい方式です。今回、6?8台の乗りかごを運行できる技術を開発し、1/10サイズのプロトタイプを試作して動作原理の検証に成功しました。

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 次男が保育園で借りてきた『ワニくんのおおきなあし』を一緒に読む。並外れておおきな足を持ったワニくん。大きいから画びょうも踏んづけちゃうし、人ごみで踏まれちゃうし、車にまでひかれてしまう。でもねっていうお話。読み聞かせながら、エコロジカル・フットプリントという言葉を思い出していた。
 ぼくたちは毎日多くの食品を口にし、木材資源も消費している。こうした生産資源を生み出すために必要な面積を求めるのがこのエコロジカル・フットプリントだ。WWFのレポートからの数字を引用するなら、日本には一人あたり0.86ヘクタール分の面積しかないけれど、実際にはそれを上回って5.94ヘクタール分もの足跡を残している。
 大きな足跡を残しているのは日本人だけではない。WWFのレポートによれば、世界平均では一人あたりの足跡の大きさは2.85ヘクタール。これはすでに地球には足の踏み場がなく、互いの足を踏みつけあって暮らしている状態であることを意味している。
 対策としては消費量・生産量を減らすほかないのだけれど、実現には遠い。人類はそのルーツからして、アフリカに誕生して世界に広がる「出アフリカ」を経ているとされる。人類学のウィリアム・レナード博士は、その理由を、肉食をはじめたことで草食時代より広い縄張りが必要となり、アフリカから出ることになったのではないかとしている。だとすれば、人類はその初期からより大きな足の踏み場を求めてやまなかったのだ。
 父の膝にちょこんとおさまった次男に読み聞かせを始めると、ぼくもといって三男が横に割り込み、それを見た長男も寄ってきて、都合三人が、父の膝を分け合うことになった。それでも何とかバランスをとって、大きく手をまわして絵本のページを繰る。過密だけれど、愛しい時間。でも地球がこうして人類を支えてくれるのはそう長くないかもしれない。そんなことを頭の隅で考えていた。

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BEHAVIOR: Who Are More Helpful, Humans or Chimpanzees? — Silk 311 (5765): 1248 — Science
Humans, including infants, are more willing than closely-related chimpanzees to cooperate and behave altruistically and cooperatively, probably in part accounting for their evolutionary success.
http://email.eva.mpg.de/~warneken/publications.htm

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