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ちょっと知的な雑学&トリビア

ネアンデルタールから現生人類へ

2004年11月26日 【雑学なメモ
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Nature
現生人類が競争でどういうわけで優位に立ったのかを考察し、より複雑な言語を編み出したことが適応上の決定的な優位性となったのではないかと推定している。

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 日本語にすれば、灰色のベタベタとでもいったところ。自己複製できるナノテクロボットが登場し、暴走を始めるとどうなるか。ありとあらゆる有機物を食いつくし、やがて地上は生物のいない灰色の軟塊に覆われてしまう。そんなおそれを表した仮説だ。分子や原子で機械を組み立てるという概念は、半世紀近く前に物理学者のファインマンが学会講演で述べている。その後エリック・ドレクスラーがナノロボットを提唱し、想定されるおそれをこの造語で表現した。 可能性としては高くない。無機物からエネルギーを取り出すのは効率的ではなく、あり得ないという見方もある。太陽光からエネルギーを取り出す植物など、有機生命体は数十億年をかけて、自然から効率的にエネルギーを取り出す術を身に着けてきた。ナノロボットも、エネルギー供給源として有機体と共存を図るしかないといった見方だ。 ドレクスラー自身、今年になって、原理的にはありえても、現在のナノテクの開発方向からすれば起こりえないと表明している。人間はこれまで、道具を作る道具という方向にテクノロジーを進化させている。自己複製するという概念は特異で、ナノロボットも、自己を複製するより、目的にそってナノスケールの道具を組み合わせる方向に向うのが自然な姿ではないかともいう。 グレイ・グーには、いくつかの亜種がある。テロリストによるブラック・グーや軍隊が利用するカーキ・グー、グレイ・グーを駆除するために繁殖するブルー・グー、金や金目のものだけを食べるゴールド・グー。想像力次第でバリエーションが広がる。 そしてふと思うのは、この想像力こそ、地球がグレイ・グーとなることを防ぐ一番の力なのではないかということ。グレイ・グー仮説は、ほかならぬナノロボットの提唱者から出されたのでもある。同じ想像力は、自分たち人類こそ地球にとっての「グー」なのかもしれないという思いも生むのだけれども。

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fMRIで解き明かす、脳と心の関係
Wired Newsより。事例紹介。

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