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ちょっと知的な雑学&トリビア

鼻炎と気管支炎で年間3000万日の損失

2004年10月26日 【雑学なメモ
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Sinusitis, Bronchitis Add Up to 30 Million Missed Work Days, UPMC, Pittsburgh, PA, USA
Sinusitis and bronchitis take a significant toll on a person’s ability to participate in everyday life and have a sizable economic impact, accounting for more than 30 million missed workdays each year

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Office temperature and productivity
Chilly workers not only make more errors but cooler temperatures could increase a worker’s hourly labor cost by 10 percent

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 同種内で殺し合いをするのは人間だけである。そう言ったのは動物行動学のローレンツだった。当時は意外性もあっただろうこの言葉が、今はすとんと胸に落ちる。戦いの風景をそれだけひんぱんに目にするようになったということだろうし、動物はヤバンという観念が薄れたということかもしれない。 ただ事実を追うなら、動物も殺し合いをする。インドのサル、ハヌマンラングールによる子殺しなどが有名な事例。もっとも、それらとヒトの攻撃行為には大きな差がある気もする。その差のひとつは、ヒトだけが自己の行為に言及すること、つまり他者を殺してはいけないというルールを持っていて、その上で傷つけてしまうという構図に由来している面があるだろうけれど。 ヒトはなぜ戦うのか。初期のアウストラロピテクスは、動物を狩るのではなく、屍肉をあさることで生き延びたらしい。それがいつから同種内で争うようになったのだろう。佐原真氏は、狩猟採集民の間でも戦争と呼べるものがあったが、本格的な戦争は農耕社会の成熟とともに生まれたとしている。戦争の起源については、今後の研究が待たれるところ。 視点を個に戻す。『攻撃の心理学』を読んでいて気になったことのひとつが、プライミングという現象だ。攻撃的な単語なり事物を先に見せられた人は、その後、そうでない人より、より攻撃的にふるまう傾向がある。これをふまえるとカタルシスという解消法も悩ましい。戦争映画でストレスを発散できたようでいて、むしろその映像がプライミングとなって攻撃性を高める傾向が指摘されている。 攻撃性を抑えるには、自分の怒りの要因を分析したり、リラクゼーションを図る、怒りのマネジメントが効果的という。それができるのも、ヒトが自分の行為に言及する能力を持っていればこそだ。銃や凶器を手にする前に、ぼくたちは言葉と想像力という、もうひとつの武器を手にできる。ペンは剣より強しとは、そういうことかと思いもした。

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