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ちょっと知的な雑学&トリビア

女の子は幼いうちから痩せ願望を植えつけられる

2005年12月15日 【雑学なメモ
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FSU study finds body image stereotypes may begin in the high chair
Parents of toddlers may be serving up stereotypes about body image that could contribute to eating disorders or behavioral problems later in life, according to a pair of new Florida State University studies.

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 街角でぶつかった拍子に、相手と自分の意識が入れかわったとしよう。あなたはどう感じるだろう。動かそうとして動く身体が「自分」だし、そのように考える脳に「私」がいる。でも、それは昨日までの「自分」でも「私」でもないと考える<私>がきっと別にいることだろう。そんな<私>という意識は、どうして芽生えたのだろう。
 ベンジャミン・リベット博士による有名な実験がある。被験者の脳の運動準備電位を測りながら、動かしたいと思ったときに指を動かしてもらったものだ。常識的には、意図した後で運動信号が生じ、指が動くと考える。ところが結果は逆。運動準備電位は、動かしたいと意図するより0.35秒早く生じていたのだ。意識する前に脳は指を動かしていた。
 それをふまえると、トップアスリートが、百メートル走のスタート時において「走ろう」と意図する前に身体を動かしているというのも、わかる気がする。号砲を聞いて意図してから踏み切っていては、それだけで2、3メートルの差がついてしまう計算だ。
 ただこの実験は、ぼくたちが、自分の身体を意識して動かしていると考えているのは幻想だということを暗示してもいる。身体は無意識のうちに動いていて、「意識」はそれを0.35秒遅れで追認しているだけというのだから。ロボット工学の前野隆司氏はこれらをふまえ、「受動意識仮説」を展開している。意識はトップダウンで自分を支配しているのではなく、受動的に生じると。
 条件反射のように瞬間を生きている生物と、昨日はこれをしたと記憶できる生物では、後者の方が有利だ。こうした記憶は、数々の経験のなかで、昨日と今日の「私」をつないでおいてこそ可能になる。それが<私>という意識だと考える。支配者ではなく、現象をつなぐための<私>。それはある意味、ちっぽけかもしれない。でも、この地球上に何十億通りもの<私>があって、それぞれの瞬間を昨日から今日へ、明日へとつないでいると考えると、きらきらして愛しくもある。

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