小橋 昭彦 2001年2月28日

 兵庫県に生まれたから、日本のへそといえば西脇市のことだった。経緯度で日本の中心となる東経135度と北緯35度が交差するまち。 ところが日本には、これ以外にも「へそ」が多くある。たとえば同じく「日本のへそ」とうたう石和町 […]

小橋 昭彦 2001年2月27日

 最後の一枚を小さな手がとっていく。子どもの好物だ。よくそのまましゃりしゃりと食べている。ご飯にまいて食べるんだよ、と何度注意しても。 日本で生産されている海苔は、年間およそ100億枚。ここでいう1枚の大きさは19センチ […]

小橋 昭彦 2001年2月26日

 驚いた。今回のコラムを書くにあたってバックナンバーを検索してみると、笑いに関するタイトルだけで1998年1月以来5回も書いている。しかもそのうち「作り笑い」と「笑い」というタイトルが、それぞれ2回。内容は違うけれど、ふ […]

小橋 昭彦 2001年2月22日

 日本でもっとも高いところにある建築物は何か。答えは富士山測候所だ。標高3776メートル、日本でもっとも高い頂に立つ建物だから、この記録が破られることはない。 富士山測候所が設置されたのは1932年のこと。当初は木造。冬 […]

小橋 昭彦 2001年2月21日

 人間の脳を三つの階層構造で説明したのは医学博士のポール・マクリーン。「三位一体脳モデル」と言われるのがそれだ。 生きるのに必要な爬虫類脳、それをとりまき情動に関係する旧哺乳類脳、そしてもっとも外側で理性をつかさどる新哺 […]

小橋 昭彦 2001年2月20日

 茎が葉になり、葉が花になる。植物はそうして進化してきたのだとされる。被子植物の生殖器官という花の定義に従うなら、花の起源は裸子植物から被子植物へと進化して後のことになる。これまで見つかっている最古の花の化石はおよそ1億 […]

小橋 昭彦 2001年2月19日

 光速は一定だ、という言葉が一人歩きしちゃっているから勘違いしてしまうのだけれど、光の速度が一定だというのは真空中の話。物質の中を通るときは変化する。水に入るとき屈折するのはそのためだ。 光の速度は真空中ではおよそ秒速3 […]

小橋 昭彦 2001年2月16日

 類焼による煙で汚れた布団をクリーニングに出した。仕上がりの日ははっきりとわからないという。聞くと、クリーニング後天日にあてるから、天候によるのだとか。太陽光にまさる仕上げ方法はないらしい。 そう、晴れた日の午後、干して […]

小橋 昭彦 2001年2月15日

 将棋にもさまざまある。世界に目を向ければ、三大将棋としてあげられるのが日本の将棋と中国の象棋、西洋のチェス。駒に文字が書かれた将棋や象棋、形で見分けるチェス。升目の中に駒を置く将棋やチェス、線上を動かす象棋。形は違うけ […]

小橋 昭彦 2001年2月14日

 石油ストーブにやかんをかける。こぼれた水滴が、しばらく熱くなった天板の上で転げている。すぐには蒸発しない。ああ、ライデンフロスト効果だ、なんて眺めている。 そんな、科学を身近に感じる機会が減ってきたと最近思う。団地暮ら […]

小橋 昭彦 2001年2月13日

 肥満に関係する遺伝子が見つかり「肥満遺伝子」と話題になったのは1994年のこと。この表現から勘違いされることが多いが、肥満を起こす遺伝子ではなく、本来は肥満を防いでいる。それが損傷することで、肥満を抑制するレプチンと呼 […]

小橋 昭彦 2001年2月9日

 すごろくには盤すごろくと絵すごろく、ふたつの系統がある。盤すごろくの歴史は古く、古代メソポタミアや古代エジプトでも遊ばれていた。ツタンカーメンの副葬品にも「セネト」と呼ばれる遊戯盤がおさめられている。18歳で死去したと […]