そう、あのネット最大手の書店が、一時的に閉鎖するという話。技術的な問題の解決のためだったんだけど、今では果たしてそんなことをするだろうか。ちょっと信じられない思いもする。
当時、日本にまだAmazon.co.jpはなかった。アメリカのAmazon.comも、まだ書籍に音楽部門を加えただけだったはず。ずっと赤字が続いていて、ネットビジネスなんて本当に黒字化する時がくるのかと、まだささやかれ続けていた。
今、Amazon.comは一日およそ20,000,000ドル売り上げている。このクリップをした当時の約50倍だ(北米のみを対象に概算した)。その後Amazon.comは家電に進出し、おもちゃに進出し、衣服に進出し、さながら総合百貨店の様相。
それまで洋書といえば、丸善で必死で探し、取り寄せとなると何週間もかかった。そんなぼくにとって、Amazon.comは便利だった。画期的だった。アメリカから届くAmazonの箱が楽しみだった。
あれはクリスマスのプレゼントだったろうか。ぼくは今でも、当時のAmazon.comから贈られてきた保温型のコーヒーカップを大切に使っている。
今では米国Amazon.comを利用することは無くなったけれど、カップを手に、これほど便利な時代になっていくんだと感じた当時のときめきを、今でも思い出す。
by 小橋昭彦 : 08年01月11日